【医療事務職】職務経歴書(業務内容別)のサンプル
■職務経歴
在籍企業:〇〇〇〇クリニック
在籍期間:20××年4月~現在(×年×ヶ月在籍)
雇用形態:正社員
診療科目:○○科
医院規模:医師○名、看護師○名、医療事務○名
■担当業務
個人医院での医療事務業務を担当。通常の受付業務や、予約の対応、会計、レセプト業務など異業事務全般を経験致しました。
・受付、会計、ご予約対応
・カルテの作成、管理
・レセプト作成、点検、請求業務
・薬剤、診療材料の在庫管理
・医師や看護師との情報共有、受付対応などの改善
・電話/クレーム対応
■資格・PCスキル
〔資格〕
・医療秘書教育全国協議会主催 医療秘書技能検定試験2級 ( 20××年×月取得 )
・診療報酬請求事務能力認定試験 ( 20××年×月取得 )
・医療保険請求事務者 ( 20××年×月取得 )
[PCスキル]
・Word(表、資料作成)
・Excel( IF関数、VLOOKUP関数、ピボットテーブル )
・PowerPoint( 図版作成、アニメーション )
■自己PR
与えられた業務を正確かつスピードを持ってこなすことはもちろん、より効果的で成果の上がる方法を検討し実行に移してきました。
例えば、カルテの管理業務の改善や、書類作成におけるミスの削減に努めました。カルテの管理業務においては、ファイリングする際のラベル付けについてルール化しスタッフ全員で共有しました。結果として、管理業務のスピード向上につながり、受付で患者様の待ち時間の短縮につながりました。
また、書類作成や入力業務で迷ったときに判断基準を確認できるマニュアルを作成しました。マニュアルの活用により、受付全体のミスの削減につながり、新人教育にも役に立つことができました。
さらには、医療事務経験を通じてコミュニケーション力も身に着けることができました。
患者さまへの心配りに努めており、歩行が困難な患者さまには受付ブースまで来ていただかず、こちらから伺って受付を済ませるなど、相手に応じた行動を意識する様にしています。また、ドクターや看護師、その他の事務スタッフともスムーズな連携が図れるよう日々努めています。
職務経歴書の書き方ポイント ~医療事務職編~
医療事務職は、働いてきた医療機関や立場、配属先によって業務内容はさまざまです。よって、これまで医療事務職として担当してきた業務を、医療機関の規模や配属先、立場など含め出来るだけ具体的に記載ただくと良いです。これにより、応募者の方がどの様な業務に適性がありそうか採用担当者の方が判断しやすくなり、採用した場合のイメージを持ちやすくなります。
また、医療事務職については、異業種からの転職も多いため、未経験であることに気後れする必要はありません。実際に、異業種からの転職者が多く活躍しており、さまざまなスキルが医療現場で活かされています。よって、ご自身がこれまでどんな仕事を経験してきたのか、自身を持ってお伝え頂く事が大切です。
その際には、医療事務職に求められる能力やスキルとご自身の強みを照らし合わせて、エピソードを添えてしっかりとPRすることがポイントです。
例えば、「コミュニケーションスキル」「接客スキル」「正確で迅速な事務処理能力」なども大きなアピールポイントにつながります。
医療事務の主な業務としてレセプト作成があります。医療保険に関する知識が必要な仕事ですが、専門知識は入社後に学ぶことができる場合が多いです。職務経歴書でアピールしておくべきこととしては『事務処理能力』です。
これまでの事務処理業務経験の中で、どのような業務量をこなし、PC(Excelなど含む)のどのような機能を使っていたのか、具体的に職務経歴書でアピールすると良いです。
また、医療事務職は、患者をはじめ医療事務メンバー、医師や看護師といった関係各署と接点を持つ仕事です。前職で社内外の方々と接する際に実施していたことなど、接客スキルやコミュニケーションスキルについて職務経歴書でアピールするのも有効です。
また、医療事務に関する資格をお持ちであれば、資格を保有していることだけでなく、「資格を取るために、勉強に取り組んでいる」という姿勢について言及して頂くと評価に繋がります。