自分の強みやアピールポイントが分からない。女性向け転職Q&A
転職活動において自分の強みが見つからない、よくわからないといった時は、自分自身の「長所」と、資格や会社からの評価による「スキル(実績)」の2つについて考えてみて下さい。
まず、「長所」とは、協調性がある・コミュニケーション能力が高い、我慢強い、粘り強い、素直など、自分自身の性格に影響されることが多いかと思います。そのため、かなり主観的な部分が多く、アピールを使用と思っても、アピールポイントの証拠を示すことが難しいので、前職場や普段の生活内での具体的なエピソードやを踏まえて説明することが必要になります。
次に、「スキル・実績」ですが、例えば語学に関する資格を持っていることや、仕事で生かせる資格を取得している、これまで営業成績などで会社から表彰された経験があるなどです。これらは根拠を出しやすい(昨対売上の240%など数字で伝えられる)があるため、「長所」に比べてアピールしやすい強みになります。
自分の強みやアピールポイントを見つけて転職活動をスムーズに進めるために、まずは自己分析してみましょう。自己分析とは、これまで取り組んできた仕事内容を紙に書きだし、課題や目標設定から結果を出すまでの過程や、その時の自分の感情、思い、感覚など、普段忘れている当時の事を思い出してみましょう。
どんなときに仕事への意欲が高まったのか、壁にぶつかったときはどう乗り越えてきたのか、目標達成にむけてどういう戦略を立てたのか、どんな努力をしてきたのかなど具体的に書き出すことで、自分の強みやアピールポイントが明らかになります。あなたにとっては「当たり前」にできることも、分析してみると立派な強みが見つかるかもしれません。
自己分析を行ってもなかなか自分の強みを見出すことができない。という控えめな方は、まず自分の『短所』を書き出してみて下さい。そして、その短所を裏返すと強みになりませんか?(例えば、頑固→意志が強い。要領が悪い→ひとつひとつの仕事を丁寧にこなす。自己中心的→周りにペースを乱されることなく仕事に取り組める。)表裏一体という言葉があるように、弱みは紙一重です。控えめな性格の人はこの方法で自分の強みを探してみるといいかもしれません。