転職活動のスケジュールの立て方広島×女性の就職を応援するお役立ち情報
転職活動を開始する際には、まず転職予定日から逆算したスケジュールを立てることが重要です。転職予定日までに希望する職種や業界をリサーチし、履歴書や職務経歴書の作成、面接対策、さらには現職の退職手続など、多岐にわたる準備が必要です。
そのため、スケジュールを立てずに転職活動を始めてしまうと、行き当たりばったりになってしまう可能性が高く、仮に転職できたとしても、納得のいかないものになってしまうかもしれません。
転職活動の大きな方向性
転職活動の大きな方向性として、次の2つにわけることができるかと思います。
① 転職先が決まってから退職する
② 退職してから転職活動をする
①の場合は、現職の退職の手続きや、業務の引継ぎなども考慮してスケジュールを立てる必要があるります。
また、一般的に、転職活動の平均期間は3~4か月と言われており、それほど余裕のない期間の中、仕事をしながら、転職活動も行うことになります。
なので、①の場合は特にスケジュールをしっかりと組んでおく必要があるかと思います。
一般的な転職活動スケジュール
一般的には転職活動は次のような流れで行われるかと思います。
① 自己分析と転職先の情報収集
② 応募書類作成と求人応募
③ 面接
④ 内定獲得
⑤ 現職の退職手続
それぞれの具体的な内容は次の通りです。
①自己分析と転職先の情報収集
【自己分析】
転職活動の第一ステップとして、まずはどこに転職したいのかを決めていくことになるかと思います。
その際に、かかせないのが自己分析です。
この後のステップで、「応募書類作成」がありますが、自己分析の際に、予め簡単な「履歴書」や「職務経歴書」は作成しておくのもよいかもしれません。
その上で、自分の強みや弱みを把握し、自分に適した職種や業種を考えてみるとよいでしょう。
【転職先業の情報収集】
希望する職種や業種が決まったら、次は、その職種や業種の具体的な企業について情報収集するステップです。
インターネットや書籍を調べて、その業界の研究や企業の研究をしていくとよいでしょう。
ポイントは、「自分がその企業で何をしたいのか(できるのか)」という視点と、「その企業がどのような人物を求めているのか」という視点で調べていくことが重要かと思います。
②応募書類作成と求人応募
応募書類は一般的に次の2つが多いです
【履歴書】
学歴や職歴など、これまでの自分の人生を端的に伝える書類。
履歴書の書き方については、こちらのページをご参考にしてください。
https://www.kkc-josei.jp/useful_info/resume-write
【職務経歴書】
あなたがこれまでどのような職務経験をしてきた、そこでどのようなスキルを獲得したか、そしてそれを転職先企業でどのように活かせるかを伝えるための書類。
また、書類選考の次のステップとして面接があります。
面接は、この職務経歴書を深堀する場でもありますので、それを意識して作成するとよいでしょう。
職務経歴書の書き方については、こちらのページをご参考にしてください。
https://www.kkc-josei.jp/useful_info/job-resume-write
③面接
選考書類をもとに、より具体的な内容をしっかり話せるように準備しておきましょう。
特に面接官に質問されるだろう事や、これだけはしっかり伝えておきたいことなど事前に準備しておきましょう。
準備する際は、単に頭の中で考えるだけでなく、声に出して実際の面接の受け答えをしている気持ちで準備しておくことをおすすめします。
また、面接の会場や場所、アクセスは事前に地図アプリなどで十分に確認して、当日余裕をもって到着できるように準備しておきましょう。
さらに、面接は第一次面接、第二次面接と複数回あるケースが多いです。
なので、求人情報で面接の回数など確認できる場合は、その回数に応じてある程度のスケジュールの目安も立てておくとよいでしょう。
④内定獲得
転職を希望する企業から内定通知を受けたら、そこで終わりではなく、ここからは条件調整などの手続きに入ります。
【労働条件の確認】
内定通知後は、一般的に書類もしくはメールなどで労働条件確認書が送られてきます。
この確認書にて、具体的な労働条件を確認していくことになります。
もし、この時点で気になる点があれば、しっかりと転職先の企業へ確認をとりましょう。
理想としては内定通知後に一度、オファー面談として直接面談の機会を作ってもらうとよいでしょう。
【選考中の他社との比較】
転職活動中は、複数社で同時に応募している場合も多いかと思います。
その場合は、まだ内定が決まっていない(もしくは既に内定獲得済み)企業との比較も必要になります。
入社の優先順位により、大きくスケジュールが変わってくるステップですが、ここは今後の人生にも大きく影響がでる部分になるかと思います。
考えすぎても逆に答えがでないという場合もありますが、ここはしっかりと余裕をもって比較検討できるような余裕をもってスケジュールを確保しておくとよいでしょう。
⑤現職の退職手続
いよいよ最後のステップです。
退職にあたって大きなポイントは次の2点です。
【業務の引継ぎ】
現在手掛けている仕事の種類や大きさによって変わってきますが、内定が出てから退職するまでの期間は、余裕をもって業務の引き継げるができるよう確保しておくとよいでしょう。
【就業規則の確認】
退職にあたって、何日前から就業中の会社に退職の話をしておかないといけないのかを確認しておきましょう。
その上で、誰に最初に話すのかというのは明確なルールはありませんが、普段仕事を共にしている直属の上司などにまずは話してみるのがよいかと思います。
まとめ
ここまで転職活動のスジュールとしてひとつの例をご提示しましたが、非常に色々なことをしなければならないことがわかるかと思います。
さらに、実際の転職活動となると、このような一般的なスケジュール通りいかないことも少なくはないかと思いますが、そんな中でもスケジュールを立てておくか、おかないかで、負担感はかなり変わってくるかと思います。
なので、この記事のスケジュールを参考にして、これからのスケジュールを立てる際にお役立ていただければと思います。