働く親の救世主!子どもの病気に備えて~広島市の病児保育所をご紹介~わたしらしい働き方応援コンテンツ

共働きの家庭において、子供が病気をしたときに預け先がないということは大きな不安の一つではないでしょうか。そんなときの強い味方が「病児保育所」です。「病児保育所」とは、自宅での看病が難しい親に代わって、病気の子どもを一時的に預かって保育する事業のことです。どうしても仕事を休むことができない日の、子どもの急な病気に備えて知っておくと安心です。

今回は広島市が「病児・病後児保育事業」として委託する病児保育所と、利用方法について簡単にご案内させていただきます。

〇利用できる方

広島市内の保育園等に通園している乳幼児と小学校に就学している児童です。

受け入れ年齢は自治体によって差がありますが、広島市では小学6年生までです。

〇保育時間

施設により異なりますが、多くの施設で8時~18時の時間帯で開設してあります。

〇利用料金

施設・利用時間により異なりますが、多くの施設で2,000円~3,000円(昼食/おやつ込)と設定されています。初回利用時であれば別途登録料が必要となり、金額は1,000円~2,000円です。

※生活保護世帯、市町村民税非課税世帯、保護者が里親である世帯、所得税非課税世帯の方は、利用料の減免を受けることができます。詳しい説明と申請書類はこちらでご確認ください。

病児・病後児保育事業の利用料の減免について – 広島市公式ホームページ|国際平和文化都市 (hiroshima.lg.jp)

 

〇利用の流れ

1.電話予約

施設によっては併設する医院での受診後の予約となる場合もあります。まずは問い合わせをして確認をしましょう。

2.併設医院での受診

医師の診断結果によっては病児保育を利用できない場合があります。

また、コロナウイルスに関しては状況に応じて受け入れ基準が変更となりますので注意が必要です。

3.病児保育所での保育

病児保育の持ち物は、通常の保育園で必要の持ち物とほとんど変わりません。

ただし細かい部分で施設により必要なものが変わってきますので、こちらも施設に確認をしましょう。

持ち物の例 ) 着替え・オムツ・エプロン・おしりふき・母子手帳・おくすり手帳・解熱剤

○病児保育所一覧

広島市が「病児・病後児保育事業」として委託する病児保育所の一覧になります。

施設の部屋数と保育の状況によっては受け入れが難しいケースもありますので必ず利用できるとは限りません。

いくつかの病児保育所に登録されておくことをお勧めします。

類型施設名(医院・施設名)所在地電話定員
病児・
病後児
さくらんぼ病児保育室
(住田小児科)
中区大手町五丁目2-20 鷹の橋パーキングビル2階082-249-93029人
病児・
病後児
病児保育室きぼう
(ますだ小児科)
東区東蟹屋町10-21082-568-28286人
病児・
病後児
病児保育室みどりキッズ
(もり小児科)
南区翠二丁目27-30082-251-178712人
病児・
病後児
堂面医院病児保育室ごまちゃんの部屋
(堂面医院)
南区皆実町二丁目8-4082-251-00656人
病児・
病後児
病児保育室ピッピの森
(はまだ小児クリニック)
西区己斐本町一丁目25-8082-272-31106人
病児・
病後児
くじら病児保育室
(どんぐり小児科)
西区南観音二丁目7-14 オオシマビル082-296-80886人
病児・
病後児
あすか病児保育室
(高橋内科小児科)
安佐南区緑井三丁目20-1-103082-830-53308人
病児・
病後児
病児保育室ちゅんちゅん
(こころ・チャイルド・クリニック)
安佐南区伴南一丁目5-18-8-403082-848-66196人
病児・
病後児
病児保育室ななほし
(しみずこどもクリニック)
安佐南区祇園三丁目12-12-2082-555-35756人
病児・
病後児
病児保育室くれいどる
(たかはし小児科アレルギー科クリニック)
安佐北区口田三丁目26-5 MDRビル3階082-841-26614人
病児・
病後児
病児保育室まめっこくらぶ
(ふじたこどもクリニック、杉野小児科医院)
安佐北区可部四丁目11-28 可部夜間急病センター2階082-814-77176人
病児・
病後児
畑川小児科病児保育室
(畑川小児科)
安芸区船越南三丁目5-3082-823-81814人
病児・
病後児
コアラ病児保育室
(谷本小児科)
佐伯区五日市四丁目3-1082-943-37716人
病後児病後児保育室すみれ
(五日市すみれ保育園)
佐伯区八幡東二丁目7-8082-926-28556人
出典:広島市 病児・病後児保育事業

最後に・・・

様々な考えがある中で、病児保育に預けることに後ろめたさを感じておられる方もいるかもしれません。しかし、仕事をする上で子どもの病気の度に休みをとることは現実的に難しいことは事実です。

病児保育所では医師の診察を受けたり、看護師さんと保育士さんによる状況に応じたケアを受けられるというメリットもあります。社会全体で子育てをしていくという考えで、病児保育を利用することも大切であると思います。

必要な時には病児保育も活用して、無理なく子育てと仕事の両立をしていきましょう。